線 絵。 「子どもの絵について学ぶ」基礎編【子供の絵の発達段階について】

子どもの絵を育てる 2

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線を一発で描こうとしない 何度も描きなおすのって、慣れていないから格好悪い……と思っていませんか? そんなことはありません! プロのイラストレーターでも何度も描きなおしながら、魅力的な線画に仕上げていくのです。 特に、 さらさらに描きたい髪の毛やボディラインの描写におすすめです。 失敗を気にせず、気に入った線が描けるまで何度も描く! 肩から肘、肘から手首など、体の関節ごとに一気にストロークを引くことで、各パーツを意識したしなやかな線画になります。 複数の線を重ねた後、消しゴムツールで整えるのも味のある線が生まれます。 下書きがきれいに書けたときは、下書きを複製し、この方法で線画に整えるのもありです。 ブラウス、Tシャツなどの柔らかい素材は細いブラシで控えめに、革ジャンやスーツなど硬い素材のものは太いブラシでしっかりと描くことで、線画だけで着ているものを描き分けることができます。 シャツやパーカーの描き方については以下の記事をご覧ください。 影になるところ・交差するところを濃く カラーイラストを塗るとき、光のあたるところは薄く、影になる部分は濃く塗りますよね。 線画も同じで、光の当たる部分は細めに、影になる部分を太めに描くと、線画だけで立体感が生まれます。 アナログのつけペンを使っていると、線が重なる部分はインクがたまって黒くなります。 デジタルでも、交差する部分をほんの少し濃くなるようになぞってみると、アナログのような味のある線画になります。 手ブレ補正 なんだか線のストロークが気に入らない……そんなときは、「 手ブレ補正」の数値を変えてみましょう。 手ブレ補正とは、手ぶれによる細かな線の揺れを自動的に軽減してくれる機能。 数値が高いほどデジタルならではのなめらかな線に、低いほど描いたままの味わいを表現できます。 ただし、あまり補正値を上げすぎるとアプリやソフトの動作が重くなります。 補正の好みは筆圧や使っているペンタブなどによって人それぞれなので、いろいろ試して最適な値を見つけてください。 CLIP STUDIO PAINT クリップスタジオペイント 、メディバンペイント MediBang Paint 、ペイントツールSAI、GIMPなどのペイントツールでは手ブレ補正機能が備えられています。 Adobe Photoshop CCの場合は、[滑らかさ]という設定で手ブレ補正のような効果を得られます。 ベクター画像で描く コンピューター上で見る画像で多いのは、ラスター画像です。 ラスター画像とはピクセルの集まりでできた画像のことで、拡大してみると色のついたピクセルを一つひとつ確認できます。 ラスター画像は複雑なグラデーションを表現できたり、画像の加工がやりやすかったりと、とても扱いやすいものなのですが、拡大すると画像が劣化します。 それに対して「ベクター画像」というタイプの画像は拡大しても劣化しないので、作画した後でも好きなように編集できます。 ベクター画像は、座標を基準とした点と点同士を結ぶ線からできています。 有名なのはベクター画像を作成するソフトで有名なのは Adobe Illustratorです。 ペイントツールではCLIP STUDIO PAINTで、「ベクターレイヤー」が使えます。 CLIP STUDIO PAINTのベクターレイヤーは、描いた線を「制御点」という点と線を、編集することができます。 線の太さや曲線のカーブの変更、不要な線の消去などが簡単にできるので、線画を描くのに便利です。 はみ出した線を消すとき、ラスターレイヤーだと必要な線も消してしまったりして二度手間……ですが、ベクター用の消しゴムツールを使えば、不要な線をさっとなぞるだけで消すことができます。 髪の毛なども、はみ出しや線と線のクロスなどを気にせず思い切り描くことができるのでおすすめです。 長年デジタルイラストを描いている筆者も「ベクターレイヤーって難しいんでしょ」と思って敬遠していましたが、実際使ってみると後で補正できること以外は通常のレイヤー ラスターレイヤー と何ら変わりなくブラシツールが使えるので拍子抜けしました。 デジタルソフトでも、紙と同じようにキャンバスが回転できるんです。 ちょっと引きにくいな……と感じたら、迷わずキャンバスを回転して描きやすい角度にしてみましょう。 上から下へ、左から右へ(左利きは右から左へ)線を引っ張ると描きやすいですが、反対に下から上へ、右から左へ(左利きは左から右へ)の線は無理な力が入って描きにくいことが多いです。 スマホやタブレットPCでお絵描きしている場合は、スマホやタブレットPC自体を動かして、線を引きやすい角度にするとよいです。 その他のコツ ペンタブに紙を載せる! タブレットとペンの間に摩擦が生じ、引っ掛かりができるので、鉛筆やつけペンなどのアナログに慣れている人なら描きやすくなることがあります。 ただし、摩擦によってペンの先が削れて消耗しますのでご注意ください。 【番外編】ペンタブとモニタの設定 どうしても思ったところに線が引けない…そんなときは、 ペンタブとモニタの設定を見直すと解決するかもしれません。 画面の真正面にペンタブを置く 意外と見落としがち!画面に対して、ペンタブを真正面にセットしましょう。 真正面に置いているつもりでも、肘が当たったりしてずれていることもありますので、「なんかおかしいな?」というときはペンタブの位置を戻しましょう。 ペンタブの描画範囲とモニタの比率 モニタが16:9の場合、ペンタブの描画範囲も同じ16:9になっている必要があります。 ペンタブが大きくてストロークが長く、腕が疲れる…なんてときは、モニタとの比率を守ったまま、描画範囲を小さくするとストロークが小さくなって描きやすくなることもあります。 ペンタブレットの設定等について詳しくは、以下の記事をご覧ください。 自分にあった描き方を見つけて、魅力的な線画を描きましょう! (執筆:いちやぼし みりん) (イラスト:界さけ) (制作:株式会社サイドランチ).

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【お絵描き講座】コレができればグンと上達!!綺麗な線を描く意識のコツ

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この練習方法は有名なのでご存じの方も多いでしょう。 先ほど紹介したペンの真ん中あたりで持った態勢で、画面いっぱいを使って縦横に長い線を一気に描きましょう。 簡単なようで非常に難しいのがこの練習法の特徴です。 これをいくらしたところで絵は上手くなりません。 あくまでもきれいな線をひくためだけの練習法です。 もしくは絵を描く前のウオーミングアップとして行われます。 なぜわざわざこのことを指摘したかというと目的意識をはっきりさせるためです。 間違った目的意識は練習の効果の妨げになってしまいます。 ですのでひたすらきれいな線をひくことを目的に集中して練習に取り組んでください。 学ぶはまねぶ、つまりまねることこそ学びにつながります。 好きなイラストをイラストソフトに取り込み、透明度を下げ、その上のレイヤーで線をなぞりましょう。 著作権が心配な方がいるかもしれませんがこのような私的な利用に関しては問題なしなので心配無用です。 ただ線をなぞるだけかとお思いでしょうが、これが意外と難しいのです。 油断するとすぐに線がずれてしまいますし、完成しても印象が全然違ったものになってしまうでしょう。 ただキレイな線を引くだけは物足りなく感じる練習法です。 トレスのコツは線を引くときその線の意味を考えながら引くことと、それがなにを表現しているかを考えることです。 それらが理解できるようになると自分の絵を描くときに応用ができるようになります。 せっかくデジ絵を始めたのだからペンタブを始めてみた。 しかしいくらやってもアナログ時代みたいな線が引けない! これだったら昔の方がマシだった! という方もおられるかもしれません。 やっぱりアナログの線にはデジタルの線には出せない味わいがあるというのも事実でしょう。 しかしデジ絵が便利であるというのも事実です。 ではアナログの美味しいところだけいただいて面倒な部分だけをデジ絵でやるというのはいかがでしょうか。 まずイラストなり原稿なりをペン入れまで行いスキャナーでイラストソフトに取り込みます。 その取り込んだデータを加工し、彩色すればアナログの味わいをもったデジ絵の完成です。 どうしてもペンタブに慣れることができなければ別のアプローチの試みをするのも充分にアリでしょう。 ひとつのやり方に固執する必要はまったくありません。 現代では最初からデジ絵でアナログの道具は見たこともないという若者も多いそうです。 スゴイ時代ですね。 これはクリスタの場合の呼称ですが、データとして位置を操作することが可能な線をベクター線といいます。 位置だけでなく太さや形、色なども自在に変化させられます。 アナログではありえないスゴイ便利な機能です。 これがあれば線の位置が多少変でも修正が可能で、また切り張り、コピーなどのデジ絵ならではの技で絵の見栄えをずっと良くすることが可能です。 ベクター線などのソフト操作の習熟が必要ですが、少々線が下手でもずっとキレイなものに見せることが可能です。 現に私の友人のマンガ家さんはそうやってキレイな線のマンガを描き上げています。 デジ絵のスゴイところはひとによってさまざまなアプローチで絵を描くことが可能というところです。 メイキングなどを読んでもわかるように同じソフトを使用しているのに使う機能はまるでバラバラで手順もそのイラストレーターさんによってまったく違ってきます。 ここで紹介したキレイな線を引くための方法も昔ながらの方法からソフトの機能を利用したものまでとバラバラです。 ちなみに私がおすすめするデジ絵のソフトはクリスタですが、今はどれも優秀なものばかりですので好みで選んでいただいて構わないでしょう。 このような多様性こそデジ絵の面白みかもしれません。 まとめ こうしてデジ絵での線の引き方の練習法を見てきました。 昔からの方法から現代的な方法まで紹介しましたがそのどれかがあなたに合うものがあると幸いです。 しかし注意して欲しいのは練習法は練習法であって、それを目的にしてはいけないということです。 失敗を恐れずどんどん作品に挑戦することを目指しましょう。 練習は息抜き程度に考えてください。 それでは良い創作を!.

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「子どもの絵について学ぶ」基礎編【子供の絵の発達段階について】

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デッサンに限らず、具体的な形のあるものを描く場合には、輪郭線を頼りに描く場合が多くあります。 輪郭線について理解しているかしていないかでデッサンの質が変わりますから、しっかりと理解しておきましょう。 輪郭線は存在しない ほぼ結論なのですが、以下が要点です。 物体には輪郭線は存在しない• 存在するのは物体の「端」や「境目」 私達が生きている世界は3次元ですが、3次元では物体は立体であるため、2次元のような輪郭線は存在しません。 あるのは「1方向から見た際の物体の端」や「物体と空間の境目」です。 デッサンにおける輪郭線 3次元に輪郭線は存在しないとはいいましたが、絵は2次元ですから表現として輪郭線は利用する必要があります。 こうなると輪郭線について考えるなど無駄に思えるかもしれませんが...。 3次元を2次元の紙に置き換える鉛筆デッサンにおいて、この「輪郭線」と「物体の端」の理解は非常に重要です。 デッサン時に形をとるためのその線は、単なる2次元的な線ではなく、以下のような多くのものが含まれていると理解できるようになるからです。 輪郭線は物体の奥行きを表す• 輪郭線は物体の内部と外部の境目を表す• 輪郭線は物体と空間の境目を表す• 輪郭線は物体の表面を表す 鉛筆デッサンの試験で求められている写実的な表現というのは、上記を満たすような絵である場合が多いはずです。 例えば、リンゴが課題の場合は「リンゴの絵」デッサン」ではなく、あくまで「リンゴ」のデッサンでなければなりません。 線に逃げていては、合格は難しいので「輪郭線に頼らない表現」を学びましょう。 輪郭線に頼らない表現 「輪郭線に頼らない表現」とは、極端に言えば「色」を主軸に考えることです。 鉛筆と消しゴムしか使えない以上、使えるのは色の変化しかないのですから。 ここで重要なのは、何を色で何を表現するか、です。 ヒントは、「光」を観察することです。 物体の端は表情豊かで、多くの情報を伝えてくれます。 「厚み」「平面の集合」「曲面」「素材感」などの端や境目だからこそ見える情報を見つけ、そのなかから必要な情報を選びだし、表現してください。 端をしっかりと表現する努力を続ければ、あなたのデッサン力は飛躍的に向上できるはずです。 表現の例 PCにペンタブレットで描いているのでフリーハンドが難しいのですが、例を作成しましたので以下に掲載します。 いろいろ悪い点が多いのですが、輪郭線がない絵のイメージが多少はつかめるかと思います。 輪郭線と構造線 最初の構造線が荒く、かつその上から描いている線に硬質感が足りないためぼやっとしてしまいましたが、輪郭線のない絵のイメージとしては概ねこのような形です。 言葉で表現するなら、「面を表現する」というところでしょうか。 面の端を表現できれば、絵の上で空間と物体を分けて描けるはずです。 なお、この絵は時間の都合上、上面にはほとんど手を加えていません。 練習の初期においては、物体の基本の一つである立方体からはじめる方が良いので、テッシュやお菓子の箱など、大きさや奥行きが違う立方体を用意して練習しましょう。 立方体の表現ができるようになったら、テッシュを上に引き出すなど変化をつけて描いてください。 更に進む場合は、以下の事柄にも留意してみてください。 堅さや柔らかさ• 温度 ティッシュの箱に関して言えば、箱は冷たく堅くやや重みがあるのに対して、引き出したティッシュは柔らかく軽く冷たくないはずです。 最終的にはこの差を鉛筆と消しゴムで表現できる必要があります。 大変なことではありますが、合格したいならこの辺りを目指してください。

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