あはれなり意味 古文。 古文辞書

中学校国語 古文/枕草子

あはれなり意味 古文

古文単語の効率的な覚え方についての 東大理三合格講師槇の勉強法、実践法を解説を掲載します。 以下は著書「受験の叡智」【受験戦略・勉強法の体系書】からの特別抜粋 (著作権保護・無断使用禁止・要引用明記)です。 東大理三講師の古文単語の覚え方 古文の勉強では、助動詞の働きや敬語、係り結びなどの文法の学習の他に、現代語とはちがう単語を学習する必要があります。 多くの人は、英単語と同じように単語帳を使って暗記していくという方法でしょう。 私もそうでした。 ただ、英単語を単なる日本語との一対一の対応で覚えることが出来ないように、古文の単語も「現代語では~」と単純に振り当てられません。 古文単語の学習の際に留意すべき点を挙げていきます。 まずは動画をご覧ください。 現代語訳よりもイメージを先に覚えよう これは英単語でも言えることなのですが、 単語を覚える際は、その現代語訳よりも単語の持つ感覚・イメージを先に覚えた法が良いです。 そうすれば、現代語での意味が何個もある単語の、すべての意味を覚えなくてもイメージから意味を考えることができるので効率が良いですし、意味だけの暗記では対応できない和訳問題にも対処できます。 わかり易い例が「あはれなり」という形容動詞です。 手元の単語帳にある訳を全て書くと ・しみじみとして趣深い、風情がある、情緒がある ・いとしい、かわいい、情愛が深い ・素晴らしい、優れている、上手だ ・かわいそうだ、気の毒だ と4種類の意味があります。 これらを全てそのまま覚えようとするのは大変ですね。 その上、実際の問題に出る時は文脈から意味を判断しなければならず、上の訳で表現しきれない使われ方もあります。 まずは単語の持つ感覚を先に覚えましょう。 そして自分がその感覚を持つ場面を想像してみましょう。 「あはれなり」の持つ感覚は、しみじみとした感動や共感、「ああ・・・」と魂を揺さぶるような感情です。 美しい風景を見た時、ある人に深い情愛を感じた時、素晴らしい音楽を聴いた時、身近な人が不幸な目に遭っている時などに浮かんでくる「ああ・・・」というしみじみとした感情が「あはれなり」という言葉で表されます。 実際に自分がそういった場面に遭遇してしみじみとした感情を感じていることを想像して、それが「あはれなり」という感情なのだと覚えれば、単なる暗記よりも簡単に、深く理解できるでしょう。 現代人には現代人の感覚があり、数百年以上前の人々の感覚とは同じではありません。 昔の人々がどういった感性を持っていたのかを捉えることが、古文表現を深く理解することに繋がります。 現代語との共通点と相違に注意 現代人と感覚が異なるとはいえ同じ日本人の使ってきた言語ですから、現代まで意味が残っている言葉も多くあります。 一方、数百年の間に意味が変わって、違う意味になった言葉もあります。 いずれにしても、 現代に残った表現と関連させて、意味の変遷を覚えておけば、現代語訳を考えるための道筋となります。 例えば「ありがたし」という古文を見てみましょう。 この単語の元々の意味は動詞「あり」+形容詞「かたし(難し)」ですから、「存在するのが難しい」ということになります。 つまり「滅多にない」というのが元々の意味で、滅多にないものだから「珍しい」という意味になりますし、希少価値があるほど「素晴らしい・優れている」という意味にもなります。 また、相手から親切をされた時に、それが滅多にない尊いものだということで、「かたじけない・畏れ多い」という感情を表すようにもなりました。 この最後の意味が、現代語の「ありがとう」として残っているわけですね。 一方、現代語とは違った意味を持つものにも注意しなければなりません。 例えば「ときめく」という古文単語は、「栄える・時勢を得る」特に女性の場合は「貴人の寵愛を受ける」という意味になります。 これは「とき」というのが時勢や栄華を表しており、いわゆる「オレの時代が来た!」というニュアンスです。 この言葉は現代語で「今をときめくアイドルたちの~」のような使われ方で残ってはいますが、「ときめく」とい言葉は「胸がときめく」といった表現で使われる方が現代では多いです。 こちらは意味が違っており、「ドキドキする」といった意味ですね。 このように、一見同じ言葉でも語源が違うために現代では異なる意味になっているものもあり、注意が必要です。 現代語の意味で考えないようにするためにも、現代語との関連で覚えておく必要があります。 つまり、現代に残る言葉の意味を学ぶ際には、それが現代語と同じ意味を持つのか、意味が変遷したものなのか、あるいは全く違った意味なのかを意識して関連付ける必要があるということです。 プラスとマイナス 古文単語の中には、プラスの意味とマイナスの意味の両方を持つ言葉が多くあります。 つまり、プラスの意味とマイナスの意味とは、言葉の表す感情や状況が好ましいものと好ましくないものということです。 こういった単語の場合、実際和訳を考える際には文脈からプラスマイナスいずれかを判断する必要があります。 例えば「あく(飽く)」という単語を考えてみます。 現代語で「飽きる」と言えば、「嫌になる」というようなマイナスの意味ですね。 しかし古文の場合はそのマイナスの意味の他に、「満足する」というプラスの意味があります。 現代でもこちらで使われることはありますが、ほとんどはマイナスの意味ですね。 前回述べましたが、このように現代語との相違・関連を覚えておくことも大事です。 他の例では、物事の程度を表す「いみじ」という言葉もプラスマイナス両方の意味を持ちます。 つまり「甚だしく良い=素晴らしい」と「甚だしく悪い=ひどい・とんでもない」という意味です。 「ゆゆし」もほぼ同じ意味をもちます。 このようにプラスマイナス両方の意味を持つ言葉があることと、それぞれどういった訳を当てれば良いかに注意しておきましょう。 漢字から意味を考える 古文単語の単語帳では、見出しは基本的にひらがなで表記されていますが、それを漢字で表したものも軽視せず覚えておけば、意味を考える助けになります。 現代に残る熟語から意味を推測して訳を当てるということができます。 例えば「おろかなり」という単語は、漢字を当てると「疎かなり」となります。 この「疎」が使われている単語を考えると「粗略」という熟語がありますね。 実際「おろかなり」には「粗略だ・いい加減だ」という意味があります。 心が疎か(おろそか)な状態ということです。 その他「疎」を使った熟語には「疎遠」があります。 よって「疎遠だ・付き合いがない」という意味もあります。 あとは「いうなり」という単語は「優なり」と漢字が当てられるので、「優美」「優雅」「優秀」という意味を持ちます。 このようにまず漢字が頭に入っていればイメージを掴むことが出来、現代語訳の際大いに役に立ちます。 以上東大理三合格講師槇の古文単語の覚え方を解説してきました。 みなさんも 古文単語の効率的な覚え方を身につけ古文を攻略して下さい。

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複数の意味を持つ『いとをかし』と『いとあはれ』の意味一覧《原文/訳付き》

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2016. 29 個別指導の学習空間 滋賀エリア 野洲教室&彦根教室の小野です。 みなさんは古文について、どう思っていますか? 何書いてるかわからない とか 昔の言葉は意味わからない とか・・・ 恐らく古文が苦手な人はこの様に感じているかもしれません。 古文に対する苦手意識を無くすだけでも読める文章は増えてくるはずです。 そこで!今回は「明日から使える古語」をお教えしたいと思います! 日常的に古語を使って苦手意識を無くしていこう という魂胆です笑 では、まず最初の古語は「げに」です。 「げに」は現代の言葉で言うと「マジで」です。 A:今日テストあるらしいで~ B:げに!?(マジで!?) と言った感じで使えます。 次の古語は「あはれなり」です。 これは教科書などの現代語訳では「しみじみと趣深い」などと書かれています。 しかし、これを本当に現代語にするのであれば「ヤバい」です。 「あはれなり」には「すばらしい」や「可愛い」、「悲しい」や「かわいそう」など良い意味と悪い意味があります。 いい感じですね。 他にも、「いとあはれなん侍れども~(超ヤバいんですけど~)」や「などてか寒かるべき(少しも寒くないわ)」など 日常生活で使えそうな古語はたくさんあります。 これを機に是非、色々な古語を調べてほしいと思います。 調べていくうちに、使っていくうちに苦手意識なんてきっと無くなるでしょう。 それどころか好きになるはずです。 古語を話せる様になっても平安人と話す機会なんて中々無いでしょう。 それでも学校生活において、皆さんのお友達たちとの会話のネタになればいいな と私は思います。 楽しく古文を学んでくれれば幸いです。

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古文3大要素1.単語 古文はつながり〜系統づけて理解する 古文3大要素1. 古文単語 あなたはこれから、古文を系統づけて学んでいこうと思っています。 何も理解せずに、ちょっとカジってはやめ、ちょっとカジってはやめ…してた時とは、格段に実力のつき方に差が出る勉強法、 「国語力」で自己の力を最大限に引き出す方法で、勉強しようとしています! 夢はふくらみ、自分の力を信じて、飛躍的に伸びていく自分の姿を想定できるまでになっていることでしょう。。。 ただ… ここで注意してほしいのは、 あなたの能力は、まだ 登山を始めた第1歩にすぎないということです。 でも、その事にばかり頭がいっていませんか? 以前、教えた中にも、そんな子がいました。 模擬テストが終わったら、偏差値と大学ランクにばかり目がいってしまうのです。 「まだそれを見る時期ではない」と、いくら言っても、「この大学は、あとどれくらい偏差値が伸びたら入れるのか」ということばかりを考えることにばかり気をとられ、何時間もランキング表を見続けてしまうのです。 もう一度言います。 あなたは、今まだ 登山を始めた第1歩にすぎないのです! 今、偏差値と大学ランクを何時間も見るのは、山のふもとで、何時間も山の地図を見続けて、日が暮れてしまうのと同じことなのです。 あなたは今、やるべき事がひとつひとつ見えてきたはず! さあ!まずは「 古文単語」から、着実に力をつけていきましょう! まずは、次の例文をみて、 「古文単語」習得のポイントを検討してみます。 ( 徒然草 ) ( 突然 やってきて、泊まったりしたら、 新鮮な感じがするにちがいない。 ほら!文脈によって、意味がビミョーに違うでしょ! もし、あなたが 語呂合わせなどで英単語を覚えてきたのなら、 古文単語がそう やすやすといくとは思わないでくださいっ! もちろん。 それらは、英単語のように『』などを使って、丸暗記していってもいいでしょう。 でも… 実際、難関大学や、センター、国公立二次試験で出題される重要単語には、そのような 単純な丸暗記単語はほとんどないのです。 ゴロでも何でもいいから、確実に覚えてしまう。 ただし、まだ未完成です。。。 でも、古文は語源に忠実です。 「 あから」は、【まばたきする】ことで、それぐらい 【 短い時間】を意味します。 だから、 形容動詞「 あからさまなり」は、【 ほんのちょっと】と訳しておけばいいわけです。 ほらっ! 現代語とイメージが全然ちがうでしょ! ここが、受験生の泣きどころ!あいまいにしか覚えていないと、 現代語のイメージにのみ込まれてしまって、文脈がてんで取れなくなってしまうのです。 けれど、多くの受験生は、英単語と比べて覚える数が少ないからといって、語呂合わせなどで、すべての古文単語をさっさと済ませてしまいたいと思うのです。 そして、試験にもよく出てくるし、様々な意味の使い分けも重要です。 ・入試に出てくるのは、ほとんどが選択肢問題! ・文脈判断できる「国語力」のほうに重点を置くほうが大切! 以上の点を勘案すると、単語をすべて丸暗記するというような勉強法は、とても非効率的だと思いませんか? あいの部屋では、このような古単を、 「これっ」という イメージを持たせて覚えていくようにしています。 プラス・マイナス、あるいは語源や敬語の種類を明確にし、そのイメージを持って、覚えていくのです。 基盤となるイメージを持っておいて、あとは文脈によって、 どんな意味が最も適当なのかを選択する力をつけることのほうに重点を置いた学習を心掛けていきたい単語群です。 単語によっては、 プラス・マイナスの両極端にイメージの幅が広がっており、 文脈判断が分かれてしまうものもあります。 たとえば、「 あはれ」という単語。 単語帳などには「 しみじみとした情趣」などと書いてありますが、さあ!を見て下さい。 入試で問われるのは、それだけでは収まりきらないのです! 1) あはれなることなど、人の言ひ出で、うち泣きなどするに、 げにいとあはれなりなど聞きながら、涙のつと出で来ぬ、 いとはしたなし。 (枕草子・はしたなきもの) 2) あはれなるもの、孝ある親の子。 どちらも、「 しみじみと趣深い」と訳出すれば、たしかに間違いではありません。 「あはれ」は、「 あぁ〜、はぁ〜!」という 感動のため息から派生したことば。 心がぐっと来て、しみじみと感動した時に用いるのです。 昔は、様々な感動の時に用いていましたが、やがて、良い時には「 あっぱれ!」と言うようになり、マイナスの時には「 あわれ(哀れ)」と言うようになりました。 こんな多様な「あはれ」。 入試では、これが口語訳 記述問題として出るのではありません。 選択肢問題として出題されるのです。 設問)上の「あはれなる」の意味として最も適当なものを、 次の中からそれぞれ選びなさい。 ただし、まだ未完成です。。。 ) あなたは。 単に、古文単語の意味だけを押さえている段階です。 まだ、文脈判断を要する単語の読解力がついていません。 また、敬語でも、文脈によって、「尊敬語」にも「謙譲語」にも使い分けなければならないものがあります。 そういった単語は、単語力だけでは太刀打ちできません。 ・前後のつながりを理解するために、 古典文法の力が必要です。 ・内容の展開を明確に把握するには、 古典常識にも頼るべきです。 ( Yes , No ) 2.丸暗記単語に頼って、文脈判断ができていない。 ( Yes , No ) 3.単語は一通り覚えられているが、文脈がつかめない。 ( Yes , No ) 4.文脈は分かるのだが、話のイメージがわいてこない。 ( Yes , No ) 自分の間違った理由が分かっていれば、それを乗り越えるために、どういう力をつけていけばいいかが見えてくるのです! そして、この「 3.文脈判断を要する古文単語」の 意義(つまり、 何のためにこの力をつけさせるのか、という理由)を、 理解でき、自分の 能力を知り、今自分に必要な勉強法が はっきりと悟ることができれば、「 国語力」が身についてきた証拠なのです。 3つの要素のいずれか 判断できなければ、古文読解の力はつきません。 でも、最終的には、あなたが、自分の力で判別でき、それぞれの単語に応じた学習法を自分自身で模索していってほしいのです。 それが「国語力」。 この力を身につけて初めて、どんな教科においても、成績に結びつけられるのですから! 基礎の力は大きなみのり(収穫)のための 体力作りです。

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